「対・つい」と「ペアー」の違い・意味と使い方・由来や例文

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「対・つい」は、二つそろって一組をなすものをいいます。

英語では「a pair」「match」で表されます。

「二対の夫婦茶碗」は「two pairs of his -and-hers teacups」です。

「この手袋はそれと対ではない」は「This glove does not match that one.」です。

「ペア―」は、男女二人、または、二個から成る一組のことです。

英語では「a pair」で表されます。

「二人はペアルックのセーターを着ていた」は「They were wearing matching sweaters.」です。

「彼とペアを組んだ」は「I paired with him.」「He and me formed a pair.」です。

「対・つい」の意味

「対・つい」は、以下のような意味です。

①二つそろって一組をなすものをいいます。

「つがい」「そろい」のことです。

また、そのようなものを数える語です。

②素材・色・形・図柄などを同じにしてそろえていることです。

③対句のことです。

以下のように使います。

対のセーター 対の屏風 対の茶碗 一対のリング
対になっている片方の人形を探してください

「ペア―」の意味

「ペア―」は、「一対」のことです。

男女二人、または、二個から成る一組のことです。

特にある二人のために、形やデザインに共通点を持たせた一組を指します。

または、トランプの同じ数字の二枚一組のカードのことです。

以下のように使います。

ペアのセーター テニスのダブルスのペアで出場する
ペアのシャツ バトミントンの大会でペアを組む
ペアのリング ペアルック

「対」の漢字と関連語

<対の漢字>
字義は「こたえる」「むかう」「あたる・相手になる」「相手」「つい・そろい」「上奏文の一体」です。

解字に於いて、篆文(書体の一種)では、「?+口+又」で構成されます。

「?」の部分は「上がのこぎりの歯のような形ののみ」の象形です。

「又」の部分は、「手」の象形です。

これらから「のみを手にして、天子の命令である言葉にこたえる」を表します。

「対」は省略形です。

<関連語>
「双・そう」は、二つで一組になっているものを指します。

また、その組を数える接尾語です。

やや古めかしい言い方です。

「双の腕」「一双の屏風」「一双の鳥を枝に添える」」のように使います。

「対・つい」は 二つそろって一組をなすもの、「ペア―」は、 男女二人、または、二個から成る一組のことです。

「対・つい」「ペア―」は、類語です。

「双・そう」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「二つ、または、二人で一組になっているもの、また、そうなっていること」です。

「対・つい」は、「一対」「二対」のように、接尾語として用いられます。

必ずしも同じものとは限りません。

二つで一つの全体を形成するような場合に用いられます。

人間に対しては「好一対」のように使います。

似合いの夫婦という意味です。

「ペア―」は、主に男女で一組を形成する物や事についていいます。

物の場合、「おそろいの」という意味です。

人間の場合、「二人のチーム」を表します。

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