突き放すは「特定の人物と意図的に距離をとること、離れたところから扱うこと」。
意図的に距離をとって、親密に接することを拒否するような姿勢に対して使用していく言葉と言えます。
見捨てるは「特定の人間に対して構ったり、助けるのをやめること」。
突き放すと同じような態度を示しており、特定の人間に期待をかけるのをやめるという意味合いも含まれていると評価できるはずです。
「突き放す」の意味
突き放すとは、特定の人物と意図的に距離をとること、離れたところから扱うことです。
何らかの理由で、特定の人物とかかわりたくない、あえて離れていたいと感じたときに、そばにいる時間を減らしたりする状況を指しています。
突き放すという態度をとるときには、それ相応の理由があると言えますし、滅多にあるような状況ではありません。
「見捨てる」の意味
見捨てるとは、特定の人間に対して構ったり、助けるのをやめることです。
今までは何らかの期待をしていたために、構ってあげたり、助けてあげるという光景があったものの、もう期待をかけることができないと判断した結果、そういったことをしてあげるのをやめるシーンで使っていきます。
見捨てるという態度はたまに見られるものでしょう。
「突き放す」と「見捨てる」の用法や用例
「最近、彼女に突き放されるケースが多いように感じている。
以前と比べても態度が冷たい気がするし、もう倦怠期なのかなと思えてきたよ。
このまま終わってしまうのかな。」
「今まで期待をしていろいろと援助をしてやってきたが、どうもあいつは怠けてばかりで、一向に成長する気配が見られない。
いっそのこと見捨てて何もしない方がいいかもしれないな。」
突き放すと見捨てるは冷たくされる状況
突き放すと見捨てるは、何らかの理由によって特定の人物に対して冷たく接するような状況で使用していきます。
したがって、実際にそういう態度をとられた人間はかなりショックと言える面もありますけど、自業自得である場合も含まれると評価できるでしょう。
これらの言葉は似た面が大いに存在しているため、そこは覚えておくと良いです。