有り様(ありさま)は「特定の物事の状況や結果のこと」。
何らかの結果どうなったのか、どういう状況になったのかについて話すときに有り様という言葉はよく使われます。
ただ、悪い結果になったときに特に使用されやすいです。
有り様(ありよう)は「外形的な部分から見ることができる状況のこと」。
有り様については、あくまでも外から見える部分だけを指しており、内情などの部分は考慮されません。
「有り様(ありさま)」の意味
有り様(ありさま)とは、特定の物事の状況や結果のことです。
何かの物事が起きて、その後どうなったのかという点について説明するときに使われる言葉と言えます。
ただ、どちらかと言えば、悪い結果になるようなシーンで使われやすい言葉なので、そこは覚えておく必要があるでしょう。
使用される場面は限定されるということです。
「有り様(ありよう」の意味
有り様(ありよう)とは、外形的な部分から見ることができる状況のことです。
有り様(ありさま)と同じような意味と評価できますが、外から見える部分だけで判断するため、そこは特徴的と言えます。
また、有り様(ありよう)については、悪いと感じられるときだけ使用するといったことはないので、そこも覚えておくと良いです。
「有り様(ありさま)」と「有り様(ありよう」の用法や用例
「今回はお前が自分でやると言ったわけだが、その結果がこの有り様(ありさま)だ。
俺は収支反対をしたはずだけど、やっぱりこうなったと言うほかないだろう。」
「この人の傷の有り様(ありよう)を見ていると、そんなに大けがという感じではない。
しかし、すぐにでも応急処置をしておいた方がいいと思うので、病院に搬送しよう。」
有り様(ありさま)と有り様(ありよう
有り様(ありさま)と有り様(ありよう)に関しては、かなり似た言葉ではありますが、微妙に意味が異なっています。
したがって、区別できる部分はきちんとあるため、そこに関して覚えておくと良いでしょう。
ただ、会話の中で出てくる場合はともかく、文章などで使用されるときにはどちらが使用されているのかをきちんと判断していく必要があります。