水産業は「水産動植物の捕獲から、養殖、加工などを行う産業の総称のこと」。
海にいる動物や植物などを捕獲することも含みますが、養殖も当てはまっていますし、さらには加工をするケースでも使われます。
漁業は「魚介類や海藻などを捕獲する産業のこと」。
基本的には船などを出して、海で魚介類や海藻を捕獲する仕事そのものを指すことが多いです。
「水産業」の意味
水産業とは、水産動植物の捕獲から、養殖、加工などを行う産業の総称のことです。
海にいる生き物を捕獲したり、養殖したり、加工したりという産業、またはそういった仕事をしている人たちに対して使っていきます。
水産業に関しては、海にいる生き物にかかわる食に関する仕事という見方ができるので、かなり幅が広い概念でしょう。
「漁業」の意味
漁業とは、魚介類や海藻などを捕獲する産業のことです。
主に漁師と言われる人たちが行うことが多いですけど、海にいる生き物を捕獲する仕事がメインです。
でも、中には養殖なども行っているケースがあります。
漁業に関しては、水産業の一部ということが言えるので、水産業の中に含まれた概念という扱いになるのではないかと思われます。
「水産業」と「漁業」の用法や用例
「水産業に関しては、私たちの普段の食生活に大きくかかわっていると評価できる。
私たちが食べているものの多くは、そういった産業で働いている人たちにによって存在しているものだから。」
「漁業は魚や海藻などを捕獲する仕事をメインとしている。
彼らにとっては日常的な行為だけど、誰にでもできる仕事とは言い難いから、非常に特別感はあるんだよね。」
水産業と漁業は共通している面がある
水産業と漁業はどちらも海の生き物に関する産業で、食にかかわる部分を扱っていると言えます。
基本的には水産業の中に漁業があるという扱いになりますけど、両者ともに海の生き物を捕獲する、養殖するという点が含まれているので、そういった部分は共通と言えるでしょう。
区別できる点はありますが、似た面も持っているということです。