「ストイック」と「無欲」の違い・意味と使い方・由来や例文

ストイックは「自分を厳しく律しながら、できるだけ禁欲的な生活を心がけること」。

欲を出さずに、自分に対して厳しい対応をするという意味になります。

結果的に肉体的、精神的に負担を感じやすい状況になります。

無欲は「欲がないこと、欲張ろうとしないこと」。

元々欲がないという状況でも使いますけど、欲張る気持ちを抑えようとする際にも使っていきます。

したがって、ストイックと同じような面があるのです。

「ストイック」の意味

ストイックとは、自分を厳しく律しながら、できるだけ禁欲的な生活を心がけることです。

自分を律するということと禁欲を続けるという意味があります。

要するに自分に対して厳しい態度を取り続けるということです。

あえて自分に対して厳しく接することで、精神的に強くなるという効果を生むことがあるため、そこにメリットがあるのです。

無欲とは、欲がないこと、欲張ろうとしないことです。

単純に欲がないという意味の言葉なので、禁欲的な生活を続けるストイックとは似ている面があります。

ただ、欲がないというのは、欲を持たないように頑張るという意味もあれば、そもそも欲が全くわいてこないという意味もあるので、必ずしもストイックの意味と一致するわけではありません。

「ストイックな態度をとると、自分の精神がどんどん鍛えられている感覚になるんだよな。

だから、こういった生活を続けて、俺はどんなものに対しても我慢できるようになりたいと思うんだ。」

「無欲である人間は欲を出さないから、そういった面では幸せに思えてくるよな。

欲がそもそも出なければ、不幸を感じることがかなり少なくなると思うんだ。」

ストイックと無欲は欲がない状態を示している言葉と言えます。

ただ、ストイックは我慢して欲がない状況を実現しているため、そもそも欲が最初から出てこないケースも含む無欲とは、そういった面で微妙に違っています。

ストイックと無欲は同じような場面で使うことができますけど、全く同じ意味でない点は理解しておいてほしいです。