遮二無二は「あれこれと考えないで、特定のことだけを頑張っていくこと」。
1つの物事に集中していくような状況を指していると言えます。
いろいろな言葉で言い換えができそうです。
一心不乱は「特定の物事に集中しすぎて、他のことについて心が乱れることがないこと」。
意味は遮二無二とかなり似ています。
特定の物事だけに集中している状況を表しているので、見たまんまの意味という言い方もできるでしょう。
「遮二無二」の意味
遮二無二とは、あれこれと考えないで、特定のことだけを頑張っていくことです。
1つの物事に集中している状況で使うことが多いです。
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遮二無二という言い方は全く使わないことはないですけど、一般的にはあまり使われません。
現代的な言葉ではないため、特に若い人たちであれば、ほとんど使う機会はないと言えるでしょう。
そこは知っておくべきです。
「一心不乱」の意味
一心不乱とは、特定の物事に集中しすぎて、他のことについて心が乱れることがないことです。
遮二無二と同じような意味の言葉に見えるでしょうけど、遮二無二よりはこちらの方がメジャーと言える可能性があります。
一心不乱は若者でも普通に使う可能性がある言葉であるため、こっちの方が覚えておいた方がいいと言える可能性があります。
「遮二無二」と「一心不乱」の用法や用例
「遮二無二な若者ってずいぶん減った気がするんだよな。
昔は自分が決めた事柄1本だけ頑張っていくような人がいたけど、そういう存在は最近ではあまり見られない。」
「一心不乱に特定の物事だけに集中すると、そういった面では成果を残しやすいが、それ以外の部分が疎かになってしまう可能性がある。
そういうデメリットは知っておくべきだよな。」
遮二無二と一心不乱は使用頻度に違いがある
遮二無二と一心不乱については、意味はそんなに変わりません。
意味の違いはほぼないと言えるので、そこは覚えておきましょう。
両者の違いで言えば、使用頻度の部分くらいでしょう。
遮二無二という言葉はそこまで頻繁には使っていかないのです。
一心不乱はたまに使うことがあるので、こちらは特に頭に入れておいた方がいいです。