異端児は「ある分野において、普通や正統と評価される状況から外れている人間のこと」。
異端児はいい意味でも、悪い意味でも使われることがあります。
独自の優れた才能を発揮していると見られるケース、アウトローと見なされるケースなどがあります。
問題児は「世間一般において問題行動が多いと思われる人間のこと」。
子供に対して使うことが多いですが、大人にも使うことはできます。
異端児における悪い意味にかなり近い言葉です。
「異端児」の意味
異端児とは、ある分野において、普通や正統と評価される状況から外れている人間のことです。
それ自体は本来は悪いとは言えませんけど、悪いと感じている人がいるのは事実です。
したがって、異端児は悪い意味で捉えられるケースがあります。
しかし、いい意味で捉える人もいるので、状況によってそこはきちんと判断をしないといけません。
「問題児」の意味
問題児とは、世間一般において問題行動が多いと思われる人間のことです。
したがって、こちらは意味がシンプルですし、基本的には悪い意味として捉えられます。
問題児という表現は子供に対して使用されることが多いですけど、大人に対しても使われます。
子供のような問題を抱えているケースであれば、問題児という言葉が当てはまるのでしょう。
「異端児」と「問題児」の用法や用例
「世の中で異端児というのは悪者扱いされることがあるが、他の人がやらないことをやれる優れた能力がある人と見なされることもある。
評価はケースバイケースなんだよね。」
「大人になっても子供のように手がかかる人はいるもんだ。
問題児と言われそうな人たちだが、本人らは特に問題とは思っていない可能性もあるんだよね。」
異端児は悪いとは限らないが問題児は悪い
異端児は他の人たちとは違う面を持っている人を指しており、いい意味でも悪い意味でも捉えられる言葉です。
しかし、問題児は基本的には悪い意味で使われます。
そこが大きな違いと言えるでしょう。
どちらもそれなりに使う言葉ですけど、問題児の方がメジャーな表現かもしれないです。
だから、異端児はあまり耳にしないかもしれません。