真逆は「逆という意味を強調すること」。
基本的には逆であるという意味になりますが、明らかに逆であるといった感じで、逆という状況を強調するときには真逆という表現を使うのです。
正反対は「反対という意味を強調すること」。
意味は反対と変わりませんが、反対にもほどがあるといった感じで、強調したいときに使っていくことが多いです。
特定の場面でしか使わない言葉です。
「真逆」の意味
真逆とは、逆という意味を強調することです。
逆ではありますけど、通常の逆である状況とは明らかに違う、そんな珍しいケースにおいて使うのが真逆という言葉です。
たいていは何らかのミスをしたときに使います。
逆の方向に来てしまったとか、そういったシーンが顕著です。
そして、実際にミスをしたと気付いたときに真逆であるという指摘をするのです。
「正反対」の意味
正反対とは、反対という意味を強調することです。
反対という言葉と特に違いはありませんけど、なかなか滅多に見ないような反対と言えるケースで使っていくのです。
この正反対についても、何らかのミスの結果起きた状況で使用することが多いです。
意味は真逆とほぼ変わりませんし、同じような場面で使えるので、どちらでも構わないという言い方ができます。
「真逆」と「正反対」の用法や用例
「目的地に向かっていたはずが、どうやら真逆の方向に来てしまったようだ。
正しい場所に向かうまで、余計に時間を食うことになりそうだ。
もっと早く気付けばよかった。」
「受験会場が全く見つからないと思ったら、駅から正反対の方向に歩いていたことに気付いた。
かなり余裕を持って家を出たから遅刻せずに済んだが、気を付けないといけないな。」
真逆と正反対は同じ場面で使っていく
真逆と正反対に関しては、それぞれで逆、反対を強調する意味で使います。
逆と反対自体が同じような意味なので、真逆と正反対も同じ意味と解釈できるでしょう。
だから、これらは同じ場面で使っていくことが多いです。
基本的には何らかのミスをしたときに使うことが多く、それに気付いた段階でこういった言葉を使用していくのです。