満杯は「入れ物に入っているものがすでに溢れそうな状況にあること」。
特定のものが入れ物に入っている状況において、これ以上入らないと言えるケースで使っていきます。
満タンは「入れ物の中に水や燃料などが十分に入っており、これ以上入らない状況のこと」。
意味としては満杯に近いですが、液体のみを対象にしていきます。
「満杯」の意味
満杯とは、入れ物に入っているものがすでに溢れそうな状況にあることです。
何かしらのものが入れ物の中に入っており、それが溢れそうな状況において使える言葉です。
溢れそうな状況であるため、これ以上入らないと言える場面でしか使うことができません。
しかし、中に入っているものについてはいろいろなものが対象になると言えるでしょう。
「満タン」の意味
満タンとは、入れ物の中に水や燃料などが十分に入っており、これ以上入らない状況のことです。
意味としては満杯にかなり近い状況と評価できるでしょう。
ただ、満タンの場合には水や燃料などを対象にするため、基本的に液体のみに対して使う言葉と言えるでしょう。
そこは満杯との違いと言えるので、覚えておく必要があります。
「満杯」と「満タン」の用法や用例
「引っ越しのための荷造りをしているが、ダンボールはいくらあっても足りないな。
どれもこれもすぐに満杯になってしまう。
意外と荷物の量は多くなりそうだ。」
「ガソリンを入れるときには基本的には満タンにするようにしている。
そうしないと、いつ切れるか分からないからな。
だから、毎回用心して満タンまで入れることにしているんだ。」
満杯と満タンはどちらもこれ以上入らない状況のこと
満杯と満タンに関しては、何かしらのものが容器に十分に入っていて、これ以上入らない状況を指しています。
また、これ以上入れたら溢れる可能性がある状況を示唆しています。
ただ、満杯はどんなものでも対象にできますけど、満タンは基本的に液体を対象にしていくので、そういった部分で違いが存在していると言えるでしょう。