言葉の違い 大相撲の「殊勲賞」「敢闘賞」「技能賞」の違い・意味と使い方・由来や例文 大相撲における「三賞」として、1947(昭和22)年11月場所から始まった殊勲賞・敢闘賞・技能賞が挙げられます。 「殊勲賞」は、優勝力士に勝利した力士に主に授与されます。 「敢闘賞」は、いわゆる敢闘精神の溢れる力士に授与されることが多いです。 「技能賞」は、いろいろな決まり手で勝利した力士や基本に忠実な技能を持っている...
言葉の違い 「腹違い」と「異母」の違い・意味と使い方・由来や例文 腹違いは「特定の兄弟に関して、父親は同じであるものの、母親が違っている状況のこと」。 違う母親から生まれた兄弟のことを腹違いと表現します。 こういったケースに当てはまる例は現実的にはあまり多くありません。 異母は「同じ父親から生まれたのに、母親が違う状況のこと」。 したがって、腹違いと意味は特に変わりません。 ただ、異...
言葉の違い 「すべからく」と「すべて」の違い・意味と使い方・由来や例文 すべからくは「そうあるべきこと、必ずそうするべきこと」。 「必須」と言い換えると分かりやすい。 すべては「全部のこと」。 「全部」と言い換えると分かりやすい。 「すべからくすることが良い、すべからくするべきだ」と使い、「すべて」と言う意味ではありません。 どちらの言葉も「すべ」が同じため、間違って使われている言葉です。...
言葉の違い 「二つ返事」と「ハイハイ」の違い・意味と使い方・由来や例文 二つ返事は「快諾すること」。 「快諾」と言い換えると分かりやすい。 ハイハイは「繰り返しの返事のこと」。 「繰り返し」と言い換えると分かりやすい。 「二つ返事」は人からものを頼まれた場合に、何ら条件を付けずに快諾することです。 「お願いします」「はい、分かりました」と言うことです。 「ハイハイ」は「ハイ」と一回言えば良...
言葉の違い 「二の舞」と「二の足」の違い・意味と使い方・由来や例文 二の舞は「悪しき前例を再現してしまうこと。」 「再現」と言い換えると分かりやすい。 二の足は「何かを行なうとき躊躇すること」。 「躊躇」と言い換えると分かりやすい。 「二の舞を踏む」は誤用で「二の舞を演じる」が正しい使い方です。 「二の足」はためらうこと、「二の足を踏む」と使い、「二の足」は「第二歩目」のこと。 「一歩...
言葉の違い 「せめて」と「最低でも」の違い・意味と使い方・由来や例文 せめては「不本意ながらも、そのくらいはと希望する状況のこと」。 本来はそれでも満足できるレベルには達していないが、まだギリギリ許容できるような状態が実現してほしいという思いを持っているときに使う言葉です。 最低でもは「不本意ながらも、そのくらいはと希望する状況のこと」。 意味はせめてとほぼ変わりません。 満足できる状況...
言葉の違い 「殺す」と「殺める」の違い・意味と使い方・由来や例文 殺すは「特定の生物の生命を絶つこと」。 一般的には刑法上の殺人罪に該当する行為をしたときに使います。 したがって、生命を絶つ行為であっても、罪に問われないケースでは殺すとは言いません。 殺めるは「特定の生物の生命を絶つこと」。 意味は殺すと変わりませんが、若干表現としてはマイナーです。 一般的な会話の中ではなかなか登場...
言葉の違い 「空っぽ」と「がら空き」の違い・意味と使い方・由来や例文 空っぽは「特定のものの中に何も入っていない状態のこと」。 入っているものが何もない、そういった状況で使っていく言葉です。 本来は何かが入っている可能性があるシーンで使う言葉と言えます。 がら空きは「特定のスペースががらがらに空いている状態のこと」。 そこを占めている存在がほとんどない、そんなシーンで使っていく言葉です。...
言葉の違い 「口うるさく」と「口酸っぱく」の違い・意味と使い方・由来や例文 口うるさくは「執拗に叱ったり、怒ったりする状況のこと」。 異常なほどに、しつこく叱りつけるようなシーンで使う言葉です。 叱られている側にとって、いい加減にしてくれと思うような部分が特徴と言えます。 口酸っぱくは「同じことを何度も念入りに話すこと」。 こちらも執拗に、しつこく同じことをされるので、言われている側からすれば...
言葉の違い 「搦め手」と「騙し討ち」の違い・意味と使い方・由来や例文 搦め手は「城などの裏門のこと、相手が注意を払っていない部分のこと」。 前者の意味で使用されることはかなり少ないです。 どちらかと言えば、後者の意味で使われることが多いと思われます。 相手にとっての弱点を攻めるようなときに使う言葉と言えます。 騙し討ちは「相手を騙し、不意を突くこと」。 こちらも不意を突いて攻撃するような...