言葉の違い 「頑丈」と「タフ」の違い・意味と使い方・使い分け 頑丈は、「体や機械などが丈夫でこわれにくいこと」。 英語のタフは、「肉体と精神力が強く耐久性も高いこと」。 前者と後者の違いは、前者は人間だけではなく機械にも使用することができ、後者は人間だけに使用され耐久性以外にも肉体と精神の強さも含まれていることです。 英語で機械が丈夫であることは「ストロング」と言います。 頑丈は...
言葉の違い 「反撃」と「巻き返し」の違い・意味と使い方・使い分け 反撃は、「先に攻撃してきた相手に自分も攻撃すること」。 巻き返しは、「相手に負けそうになった時、相手以上に強い勢いで攻め返すこと」。 と「反対に巻いた帯などを元に戻すこと」。 反撃と巻き返しの共通点は、条件付きで相手を攻めることです。 その条件の違いは、相手が先に自分を攻撃した時と負けそうになった時、相手以上の強い勢い...
言葉の違い 「歳」と「才」の違い・意味と使い方・使い分け 「歳」は、「一年」を意味します。 この漢字には、鉞(まさかり)を意味する「戌」を部首として含んでいます。 鉞は、秋の祭で神に生贄をささげるのに使われました。 そのため、この漢字が「年」を表すようになりました。 「才」は、木の芽を意味し、生まれつきの才能・素質を表しています。 この文字は、象形文字で、川の氾濫をせき止める...
言葉の違い 「聞く」と「聴く」の違い・意味と使い方・使い分け 「聞く」は自然に耳に入る音を受け止める行為です。「聴く」は、耳を傾けて注意深く音を受け止め意味を確認する行為です。「きく」という大和言葉は、本来、注意深く五感をとぎ澄ます行為を指したと云われています。そのため、目・口・鼻・舌を使って注意深く行った行為にも「きく」という表現を使います。例えば「目利き」や「塩を利かす」や「...
言葉の違い 「づつ」と「ずつ」の違い・意味と使い方・使い分け 声に出して発音すると同じながら文字にすると二通りの表記が存在する言葉に(じ、ぢ、ず、づ)があります。これらの表記が(現代仮名遣い)の中で定められました。終戦直後までは、(歴史的仮名遣い)の(つづ)が使用されていました。昭和21年に(現代仮名遣い)で定められたその中で(ずつ)に統一され、昭和60年に(づつ)は(歴史的仮名...
言葉の違い 「様式」と「仕様」の違い・意味と使い方・使い分け 様式は「あることについて決められている型や表現のこと」。「スタイル」「方式」「流儀」と言い換えると分かりやすいです。仕様は「何かを作るために必要な方法のこと」。「手順」「手続」「規格」と言い換えると分かりやすいです。様式は「あの人の生活様式は洗練されている」「この建築は平安時代の様式を保っている」などと使われます。仕様...
言葉の違い 「伯父」と「叔父」の違い・意味と使い方・使い分け おじさんの漢字の表記には(叔父さん)、(伯父さん)、(小父さん)の三種類の表記がある。この三種類は対象がそれぞれ違うため表記の漢字も三種類に分けられる。父または母の兄弟を表す時は、(叔父)や(伯父)となり、他人の年配の男性を表す時は(小父)を用いる。近所のおじさんや仕事場、趣味の付き合いの場にいるおじさんは(小父)と書...
言葉の違い 「保証」と「保障」の違い・意味と使い方・使い分け 保証は「あることに賠償責任を持つこと」。「裏付け」「担保」と言い換えると分かりやすいです。保障は「安全などを約束すること」。「セキュリティ」「警備」と言い換えると分かりやすいです。保証は不具合が生じた場合、無償で償うことです。家電製品や人間の保証、借金の担保や債務が焦げ付いた時の連対保証などと使われます。「保障」は「安...
言葉の違い 「退職」と「退社」の違い・意味と使い方・使い分け 退職は「仕事を辞める」という意味だけです。それに対して退社は「仕事を辞める」という意味もありながら、その日の仕事を終えて会社から出る、という意味もあります。仕事を辞めることを同僚やお客様にお伝えするときは、「退社」ではなく「退職」と伝えるほうが、間違ったとらえ方をされなくてよいと思います。退社という言葉をつかうときは、...
言葉の違い 「勉強」と「学習」の違い・意味と使い方・使い分け 勉強は「深く学問的なことを習得すること」。「勉学」「学び」「学問」と言い換えると分かりやすいです。学習は「いろいろなことについて広く知識を身に付けること」。「修業」「習う」「調査」と言い換えると分かりやすいです。勉強は学校などで学問や専門的な知識を身に付けることですが、学習は様々な事柄について具体的な知識を身に付けるこ...