根性は「その人の根本的な性質のこと」。
一般的には気合や底力のような意味合いで使われることが多いですが、根性に関してはそういった意味は本来はありません。
性根は「根本的な心の持ち方のこと」。
性根に関しては、使用頻度はそこまで高くはありませんけど、実際にこの言葉が使われるときには否定的な意味になることが多いです。
「根性」の意味
根性とは、その人の根本的な性質のことです。
根本的な性質なので、その人の人間性や性格などを表すものという言い方ができます。
したがって、一般的に言われている根性の意味とはやや異なった意味の言葉と言えるでしょう。
日常生活の中で根性が使われるときには、気合や底力のような意味で使われやすいですけど、そういう意味は本来はないのです。
「性根」の意味
性根とは、根本的な心の持ち方のことです。
性根という言葉はそこまで頻繁には使用されませんけど、実際に使用されるシーンではネガティブな意味合いになりやすいです。
性根それ自体を否定するようなニュアンスの使用のされ方が多いので、そういった部分を頭に入れておくと良いでしょう。
根性との違いに関しても認識しておくと良いと言えます。
「根性」と「性根」の用法や用例
「個別の人間における根本的な性質のことを根性と言う。
この根性の中身に関しては、当然ながら人それぞれ異なっているんだ。
どんな根性を見せるのかはその人次第と言える。」
「世の中の常識に沿っていない行動をとると、性根が腐っているなどの罵詈雑言を言われることがある。
なぜこの国の人たちは常識にそこまでこだわるのか。」
根性と性根は人間の性質を表す言葉
根性と性根に関しては言葉それ自体がまず似ています。
そして、意味もそれなりに似ていると言えるでしょう。
どちらも特定の人間の性質にかかわる意味を持っているのです。
だから、意味をお互いに取り違えないように気を付けないといけません。
特に根性に関しては世間一般で使用されている意味とは異なりますから、ここも要注意でしょう。