絶縁は「関係を断ち切ること、電流が流れるのを阻害すること」。

主に2通りの意味がありますけど、やはりメジャーなのは関係を断ち切ることの方です。

電流の流れを阻害するに関しては一部のシーンでしか使用されません。

絶交は「仲違いをして付き合いをやめること」。

絶縁に備わっている1つの意味とほぼ同じような使い方をする言葉と言えます。

「絶縁」の意味

絶縁とは、関係を断ち切ることですが、それとは別に電流が流れるのを阻害するという意味もあります。

どちらかと言えば、前者の方がメジャーであり、こちらの意味で使用されることが多いでしょう。

しかし、一部のシーンでは後者の意味でも使用されます。

ただ、電流の話に関しては理系の分野のみなので、日常生活ではまず出てきません。

前者の意味を覚えておけば十分と評価できます。

「絶交」の意味

絶交とは、仲違いをして付き合いをやめることです。

友達同士などの間で喧嘩などをした結果、今まで仲が良かったのに悪くなるような状況を指しています。

絶交の状況になると、それ以降お互いに連絡をとりあったり、接触したりする機会がほぼなくなるので、関係が断たれるという状況になり、絶縁とほぼ同じ光景に見えると言えます。

だから、絶縁と同じような意味で使用できる言葉なのです。

「絶縁」と「絶交」の用法や用例

「俺の妻が浮気をしていたんだが、なんとその相手が俺の友達だったんだ。

まさかとは思ったけど、驚きと呆れの両方の感情が入り混じっていたよ。

結局、その友達とは完全に絶縁状態になってしまった。」

「この前、些細なことで喧嘩をして友達と絶交状態になってしまった。

今思えば別に絶交する必要はなかったと思うんだけど、その場の雰囲気どうしてもそういう状況にならざるをえなかったんだよな。

また元通りになることができるのかな。」

絶縁と絶交はほぼ同じ意味の言葉と言える

絶縁と絶交に関してはほぼ同じような意味を持っています。

したがって、関係を断ち切るという意味で使用する際にはどちらを選ぶべきか迷う可能性があるのです。

実際はどちらを選んでも構わないと言えるでしょう。

ただ、絶縁には電流の流れを阻害するという意味もあるので、そういった部分に関しても頭に入れておく必要があります。

絶縁に関しては複数の意味がありますから。

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