応援は「特定の人物などを励ますこと、助けること」。
励ましたり、助けたりすること全般に対して応援という言葉を使います。
スポーツなどではよく見る表現と言えます。
声援は「特定の人物などを声で励ますこと、助けること」。
応援と違って、手段が限定されている点が特徴です。
ただ、目的自体は応援と同じであり、その点では似ている言葉と評価できます。
「応援」の意味
応援とは、特定の人物などを励ますこと、助けることです。
生きていれば人を応援する機会は少なからず存在すると言え、応援をしたことがない人はなかなかいないでしょう。
スポーツなどの場面では応援をしながら見る人は山ほどいますし、日常生活の一部になっている人もいます。
割と日常的に使う機会がある言葉と言えるはずです。
「声援」の意味
声援とは、声によって特定の人物などを励ます、助けることです。
目的としては応援と差はありません。
ただ、応援はその手段は問われていないものの、声援は基本的に声をかけていく手段に限定されます。
だから、そこが応援との大きな違いになるのです。
ただ、応援については声を利用するものがメジャーな手段なため、応援との違いは認識しづらいかもしれません。
「応援」と「声援」の用法や用例
「インターネット上でメッセージを投稿し、特定の選手への応援をしようと思った。
直接会う機会はないから、こういう手段をとるしかないんだよな。」
「選手を直接応援するために俺は球場に足を運ぶ。
球場ならば声をかけることも一応可能だし、声援によって選手を鼓舞することができると思うから。
手間をかける意味はあると思うんだ。」
応援と声援は同じような行為
応援と声援に関しては厳密に言えば違いはあります。
しかし、応援はいろいろな手段を含むので、声を使った応援というケースもあります。
だから、応援の定義には声援も含まれるのです。
だから、応援と声援に関しては厳密に区別をすることは難しく、応援とも声援とも言えるような状況に遭遇する可能性が普通にあるため、そこは知っておくべきです。