最高級は「特定の基準において、もっとも値段が高いもののこと」。
例えば、特定のお店を基準にした場合には、そのお店の中で最も高いものになります。
最上級は「特定の基準において、最も品質が高いもののこと」。
品質が高いということは、値段も高いということになるので、最高級と同じような意味に捉えられることもあります。
「最高級」の意味
最高級とは、特定の基準において最も値段が高いものとなります。
だから、自動的に値段はそれなりにするものとなるのです。
値段が高いからといって、品質が高いとか、満足感が増すとは絶対に言えるわけではないものの、値段が高いものはある程度は良いものであると言えるでしょう。
だから、最高級というのは評価基準としては使えるはずなのです。
「最上級」の意味
最上級とは、特定の基準において最も品質が高いものとなります。
品質が高いというのは、ちょっと抽象的な表現ですから、捉え方は人によって異なると言えます。
ただ、手間がかかっているとか、そういった意味合いで使われることも多いです。
だから、最上級の方がいいものであると言える可能性はより高いのではないか?と思われます。
「最高級」と「最上級」の用法や用例
「今日のすき焼きは最高級の牛肉を使っている。
とにかく値段が高いものだから、味はそれなりに美味しいはずだ。
こんな牛肉は滅多に買うことはないけれども。」
「この財布は全て手作りで作られていて、かなり手間がかかっている。
だから、最上級のものと言えるけど、やっぱり値段はそれなりにするんだよな。
でも、その値段に見合った価値はあると思うけど。」
最高級と最上級は同じような意味と言える
最高級と最上級というのは、意味としては同じではありません。
しかし、基準がちょっと違うだけで、結果としては同じような状況になりやすいと言えます。
値段が高いものは品質が高くなりやすいですし、その逆も言えるので。
したがって、最高級と最上級は厳密に言えば違う意味ですけど、同じような言葉として捉えても問題ないかもしれません。