並列は「2つ以上のものを並べること」。
普通に単に並べることを並列と呼ぶのです。
同列は「2つ以上のものの地位などが同じ状況にあること、同じ扱いをすること」。
2つ以上のものが同じ状況にあったり、同じ扱いをされたりするときに使うのです。
つまり、特定の基準において同じものという評価になったときに使う言葉になります。
「並列」の意味
並列とは、2つ以上のものを並べることです。
同じように並べるということであり、何か複数のものを同じように飾ったりするようなときに並列という言葉を使います。
並列に関してはそういった行為を普通にしていることが普通と言え、多くが無意識のうちにやっていることであると言えるのです。
かなり身近な行為と評価できます。
「同列」の意味
同列とは、複数のものが同じ状況にある、同じ扱いをされるということです。
地位などが同じ状況であれば、同列ですし、扱いを全く同じにしても同列なのです。
どちらかと言えば、後者の意味で使われるケースが多いです。
同列に扱うなどの言い方をすることが普通にありますから、同列という言葉に関してもよく使うと言えるでしょう。
「並列」と「同列」の用法や用例
「お気に入りのフィギュアがたくさんあるのだが、棚に並列に飾ってみると、全体として非常に良い眺めになっているなと感じる。
これを眺めるときが1番幸せだと思う。」
「俺とあいつが同列に扱われるのはどうも納得がいかない。
絶対に俺の方が実の力が上なんだが、もはや上司の見る目がないんだろうなとしか思えないんだよね。」
並列と同列は使用する場面がかなり違う
並列は何かの複数のものを同じように並べることです。
無意識のうちにやっていることが多く、日常の中で普通に存在している行為です。
同列に関しては違うと言えるものであっても、それらが同じ状況にある、同じ扱いを受けるということで、使用されるシーンは日常の中というよりは、ビジネスなど特定の場面に限られてくると言えるでしょう。