記載は「書物、書類などに書くこと」。

書物や書類などに単純に文章などを書く行為が記載です。

掲載は「新聞や雑誌などに書くこと」。

新聞や雑誌、後はインターネットなども含めた媒体に文章を書く行為が掲載になります。

したがって、掲載に関しては多くの人たちに見てもらうという前提で文章を載せるという行為になっているのです。

「記載」の意味

記載とは、書物や書類に文章を書くという意味です。

書物や書類というのも誰かに見てもらうためという意味合いはありますけど、世の中のいろいろな媒体と比較すると、見る人が限られるという特徴があります。

書物や書類に書くという行為が記載なので、記載という言葉は日常で使わないわけではないものの、頻繁に使う言葉ではないです。

「掲載」の意味

掲載とは、新聞や雑誌、そしてインターネットのWEBサイトなどに文章を書くという意味です。

そういった媒体に文章を載せるという意味があるので、一般大衆に見てもらうという目的で文章を載せる行為になります。

記載と比べて、見てもらう対象が非常に広いという点が特徴であり、マスコミが使うようなものに載せる行為を特に掲載と言います。

「記載」と「掲載」の用法や用例

「重要なことは書類に記載してあるから、そこをちゃんと見ておいてくれ。

仕事を実際に始める前に必ず目を通しておくんだぞ?」

「新聞には連日いろいろなニュースが掲載されている。

そういったものを見ると、今世の中がどんな状況になっているのか?という部分が非常に分かりやすいと言えるだろうし、かなり便利な存在だよ。」

記載も掲載も文章を載せる行為

記載と掲載というのは、ともに文章を載せる行為には違いありません。

しかし、その文章を載せる先が違うと言え、記載は書物や書類であり、掲載は新聞、雑誌、インターネットのWEBサイトなどが対象になっています。

一般的に言えば、掲載の方がより多くの人たちに見てもらうために載せるということが言えるので、そこは掲載ならではの特徴です。

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