「伝言」、「他人に対する何らかの依頼」という意味で、人に何かをしてもらいたいとき使う言葉です。
基本的には伝言という表現がしっくりくることが多く、誰かに頼んで、特定の伝言をある人にしてほしいとお願いをすることになります。
したがって、言付けという言葉というのは間に入る人が存在しているという点が特徴になります。
「言付け」の意味
言付けというのは、伝言を頼む、何かしらの依頼をしてもらうという意味であり、自分がある人に対して何かを伝えたいとき、何かをしてもらいたいときに、直接その人に話すのではなく、間に入ってもらった人に話してもらうという意味になります。
そういう意味では、言付けというのはストレートな状況ではなく、介在する人間がいるという点が特徴です。
「言付け」の使い方
言付けという言葉は名詞ではありますけど、動詞として使うことも可能です。
言付けるという言い方が可能で、誰かに伝言を伝えてもらうときや依頼を誰かに話してもらうときには、言付けるという言い方をします。
また、伝言を伝えてほしいと頼まれた、依頼を話してほしいと頼まれた側は言付かるという受け身の言い方もできるのです。
「言付け」の例文
「仕事の話をするために、ある会社に電話をしたのですが、担当者が不在だったということで、私が電話をしたという事実を言付けてほしいと受け取ってくれた方にお願いをしました。
すると、その後担当者からきちんと電話があり、無事に仕事の話が進んだという状況だったのです。
こういったときには言付けをお願いするというのは手ですね。」
言付けは割と日常にある言葉
言付けというのは自分がそれを頼む立場になることもあれば、頼まれる立場になることもあるということで、それぞれの機会において身近に感じられる言葉と言えます。
あえて言付けという言葉を使わない人もいるとは思いますが、言付けという言葉は多くが意味はなんとなく理解しているはずなので、使う人も多くいるはずなのです。