伊賀忍者、甲賀忍者、どちらも現在の滋賀県の忍者ですが、山一つ隔てて二つに分かれました。
それが伊賀と甲賀です。
伊賀は厳しい上下関係の中で組織運営され、依頼があればどんな仕事でも引き受けました。
それに対して甲賀忍者は民主的な組織の中で運営され、特定の家の仕事しか引き受けなかったと言われています。
伊賀忍者の意味
現在の滋賀県の伊賀の村で組織された忍者のグループです。
伊賀忍者の組織は厳しい上下関係の中で運営され、依頼があればどこの大名や殿様の仕事でも引き受けました。
催眠術やけむり玉等の手品のような技術に長けていましたが、残念ながら時の殿様織田信長とは険悪な関係だったようです。
甲賀忍者の意味
伊賀忍者と同じく現在の滋賀県で組織化されていた忍者のグループです。
伊賀の里の山一つ隣にありました。
甲賀忍者は民主的な方法で運営され、特定の大名の仕事しか引き受けることをしませんでした。
医療や薬の技術に長けていて、時の殿様織田信長とはなかなか良い関係を保っていたようです。
伊賀と甲賀の忍者
忍者というのは幕末に需要がなくなり、今はもはや存在すらしませんが、大昔は大名や殿様の命を守る為に大切な役割を果たしていました。
伊賀と甲賀の忍者村は山一つ隔てたお隣さんでしたが違う流派なので敵対していたと言われています。
同じ場所で運営していてもこうまで違うスタイルができてしまいました。
まとめ
今は忍者というのは存在しませんが、その謎は大きく、今でも解明できない部分も多々あるそうです。
同じ忍者で同じ様な修行をしているのですが、流派が変わると働き方や特技に違いがでてくるようですね。
とても特殊で、大変な任務を背負っていたのが忍者なのです。