海波を揚げずは「天下が治まっていて、穏やかであること」。
つまり、平和な状況が実現しているという意味で使っていく表現になるので、そこはしっかりと覚えておきましょう。
草も揺るがずは「世の中がちゃんと治まっており、平和な状況が実現していること」。
海波を揚げずの意味に近いです。
同様の場面で使用できると言えるはずです。
「海波を揚げず」の意味
海波を揚げずとは、天下が治まっていて、穏やかであることです。
要するに平和を意味するという言葉になるので、そこは知っておきましょう。
この言い方は一応使うことができる機会はあるものの、大半の人は知らない状況です。
知名度は低くなっているので、そこはしっかりと理解しておきましょう。
日常的にはまず使われない言い方です。
「草も揺るがず」の意味
草も揺るがずとは、世の中がちゃんと治まっており、平和な状況が実現していることです。
意味としては海波を揚げずと同じです。
こちらも平和を実感できる場面で使っていく言葉になるので、そこは理解しておいた方がいいでしょう。
意味における差はありませんし、知名度的にもそんなに変わりません。
こちらもマイナーな言い方です。
「海波を揚げず」と「草も揺るがず」の用法や用例
「海波を揚げずと言えるような世の中になればいいと思うものの、それは難しいわけだ。
人によって境遇が違っているため、平和を望まない人も中にはいるはずだから。」
「草も揺るがずといった部分に関しては、人によって考え方が違うはずだ。
どのような状態を平和と捉えるかについては、全員が一致しているとは言えないだろう。」
海波を揚げずと草も揺るがずは意味はかなり近くなっている
海波を揚げずと草も揺るがずは意味はかなり近いです。
ともに世の中が治まっている、平和と言えるような状況で使っていく言葉であり、意味における差を感じることは厳しくなっています。
これらの表現は日常的にはほとんど使用されていません。
聞いたことがある人も少なくなっているので、そこはちゃんと覚えておいた方がいいです。