水を打ったようは「その場にいる人たち全員が一斉に静かになっている状況のこと」。
何かをきっかけにして、そういったことが起きると言えます。
たまに見かける表現であると言えるでしょう。
静まり返るは「すっかり静かになってしまうこと」。
ある程度騒がしい状況があったときに、そこから一気に静かになるシーンで使っていきます。
「水を打ったよう」の意味
水を打ったようとは、その場にいる人たち全員が一斉に静かになっている状況のことです。
以前はそれなりに騒がしかったものの、何らかの出来事の後に一気に静かになるケースで使います。
こういう機会はそこそこあるでしょう。
経験したことがある人も結構いるのではないかと思われるので、親しみは感じやすいと思われるのです。
「静まり返る」の意味
静まり返るとは、すっかり静かになってしまうことです。
したがって、意味としては水を打ったようにかなり近いと言えると思われます。
そこは頭に入れておいた方がいいでしょう。
でも、こっちの方が使用頻度は高いと言える可能性があります。
ここは区別しやすい箇所になっているため、ちゃんと覚えておいた方がいいでしょう。
「水を打ったよう」と「静まり返る」の用法や用例
「誰かが大声で叫ぶと、水を打ったような状況になる。
それまでざわついていた状況が一気に静かになると言えるわけだ。
みんなどうしても驚いてしまう部分があるんだろう。」
「あと一人で試合終了というところまできたのに、逆転ホームランを打たれてしまった。
勝利を確信していた多くのファンは静まり返ってしまったと言えるわけだ。」
水を打ったようと静まり返るは使用頻度で区別が可能
水を打ったようと静まり返るについては、状況としては似ており、同じようなシチュエーションにおいて使っていくことができると思われます。
だから、意味に関しては違いを感じづらいと言えるはずです。
ともにある程度は有名な言い方であると言えます。
ただ、静まり返るの方が使用頻度がより高くなっている可能性があるのです。