一二に及ばずは「詳しく書かないこと」。
手紙において使われている言葉ですが、たいていは結びの箇所で使用していきます。
そこまでメジャーな表現ではないです。
一を聞いて十を知るは「物事における一部を聞いて、全体を知ることができること」。
察しがいいという意味で使っていく言葉であり、優秀な人という言い方ができるでしょう。
「一二に及ばず」の意味
一二に及ばずとは、詳しく書かないことです。
手紙で使われることが多い表現となっており、そこはまず知っておきましょう。
あえて詳しく書かないという意味ですが、この表現を見聞きする機会はそんなに多くないはずです。
そもそも手紙を書いたり、読んだりするチャンスがあまり多くないということが言えるのではないかと思われます。
「一を聞いて十を知る」の意味
一を聞いて十を知るとは、物事における一部を聞いて、全体を知ることができることです。
つまり、察しがいいという意味で使っていくことができる言い方になります。
相手の能力の高さを褒めるようなケースで使うのです。
詳しく説明しなくても、全体を理解できるという意味では、一二に及ばずの意味に近い部分はあるでしょう。
「一二に及ばず」と「一を聞いて十を知る」の用法や用例
「一二に及ばずという表現を見たことがある人は限られるかもしれない。
日常生活で使われているが、実際はかなり限定的なシーンになるから、そこはポイントだろう。」
「一を聞いて十を知ると言えるほどに察しがいい人は、一応いるとは思うのだが、そこまで数は多くないだろう。
滅多に見られない存在であると言える可能性が高い。」
一二に及ばずと一を聞いて十を知るは意味は一応似ている
一二に及ばずと一を聞いて十を知るについては、意味における違いはありますけど、似ている箇所も確認できるので、そこは頭に入れておいた方がいいのではないかと思われます。
こういった表現は聞いたことがある人はそこそこいるでしょうけど、そんなに頻繁には使用されていません。
だから、親しみは覚えづらい面があります。