希望校は「自分が入りたい、受かりたいと思う学校のこと」。
願望それ自体を指しているので、実際の自分の学力などは考慮しないで使われることもあります。
志望校は「志望する学校のこと」。
たいていは受験生が、自身が入りたいと思っている学校を指しており、希望校の意味に近いです。
でも、志望校は学力などを考慮するケースが多いです。
「希望校」の意味
希望校とは、自分が入りたい、受かりたいと思う学校のことです。
自分が入りたいと思う学校であればいいので、現実的な可能性などは考慮していません。
だから、かなり難しいと言えるところに対しても使うことは可能です。
希望校という言い方はあまり使用されていません。
したがって、この言い方を知っている人はかなり限られている状況です。
「志望校」の意味
志望校とは、志望する学校のことです。
希望校の意味に似ているものの、全く同じではないでしょう。
ただ、志望校の場合には、現実的な可能性を考慮することも多く、自分の学力で狙えそうな中で、入りたい学校という意味になるでしょう。
志望校という言い方はかなりメジャーとなっており、誰もが知っていると言えると思われるのです。
「希望校」と「志望校」の用法や用例
「希望校については、基本的には夢のような状況であり、ここに受かる可能性はかなり低いと思っている。
でも、どうせならば、そういったところを目指していきたいんだ。」
「志望校については、できるだけ現実的な可能性を考慮して決めた。
実際、受かる見込みがほぼないところを目指すというのは、かなり厳しい部分があるからな。」
希望校と志望校は意味は一応異なっている
希望校と志望校については、意味の差は一応あります。
似ている表現ですけど、細かい部分で区別をしていくことは可能なのです。
また、両者は知名度的な面でも、差を確認することができます。
志望校は多くの人たちが知っている状況ですが、希望校は知らない人が多くいるでしょう。
使っている人は少ないので、それだけ馴染みは感じづらいです。