全面撤回は「全面的に撤回すること」。
すでに言ったこと、行った物事などを後に完全に撤回するというケースで使います。
部分的ではないという点が重要です。
白紙撤回は「すでに言ったことなどをなかったことにすること」。
つまり、発言などを撤回するケースで使っていく言葉になります。
全面撤回の意味に似ている部分はあるでしょう。
「全面撤回」の意味
全面撤回とは、全面的に撤回することです。
過去の言動などにおいて、完全に撤回すると言えるようなケースで使用する言葉になります。
こういう言い方ができるシーンは少ないものの、たまには存在している状況であり、見聞きするチャンスは一応あります。
自身でも使う可能性はとりあえず存在していると言えると思われるのです。
「白紙撤回」の意味
白紙撤回とは、すでに言ったことなどをなかったことにすることです。
このような意味となっており、全面撤回の意味にそれなりに近いと言える状況でしょう。
明らかな意味の差を実感することは厳しいです。
そして、両者は知名度の部分でも同じような状況となっています。
区別をすることは難しいと評価できるので、覚えておきましょう。
「全面撤回」と「白紙撤回」の用法や用例
「全面撤回と言えるようなケースはかなり珍しい。
しかし、そういう状況は皆無とは言えない。
たまには起きていると言えるだろうし、そこは知っておくべきポイントになる。」
「白紙撤回をするというのは、かなり勇気がいる。
そんなに簡単に決断できることではない。
ただ、ときには実際にそういう決断をしていかないといけないときが来るはずだ。」
全面撤回と白紙撤回は意味はそこそこ近い
全面撤回と白紙撤回については、意味はそこそこ似ています。
全く一緒という評価はできないとしても、それなりに近くなっているので、そこは頭に入れておくといいのではないかと思われます。
こういう言い方ができる機会は限られており、そんなに多く見られるわけではありません。
しかし、使うことができるチャンスは存在しているでしょう。