承知の上は「すでに承知している状況のこと」。
何かを行う際に、何らかのリスクが存在しているという点を承知しているというケースで使うことが多いです。
知った上は「すでに知っている状況のこと」。
承知の上の意味にかなり近くなっています。
同じ場面で使えますし、意味で区別をすることは困難であるという評価ができます。
「承知の上」の意味
承知の上とは、すでに承知している状況のことです。
何らかの部分に関して、すでに承知している、理解しているという意味で使っていきます。
こういう言葉はたびたび使用されています。
多くの場合、何かを行うにあたって存在しているリスクに関して、すでに承知している、そのうえで行っていくというケースで使っていくことが多いでしょう。
「知った上」の意味
知った上とは、すでに知っている状況のことです。
意味としては承知の上とあまり変わりません。
だから、使っていくことが可能な場面は結構近くなっているのです。
そこはちゃんと頭に入れておいた方がいいでしょう。
知名度的にも同じような状況になっているので、ここでも差を見出すことはしづらいと言えるのではないかと思われます。
「承知の上」と「知った上」の用法や用例
「リスクがあるのは承知の上だ。
何事も一切リスクを抱えないというのは厳しいし、少なからずそういったものは背負っていかないといけないと言えるだろう。」
「もちろんそういった部分は知った上でやっている。
このゲームはかなり難しいという評判はちゃんと頭の中に入っているんだ。
そのうえでやってみたいと思ったわけだよ。」
承知の上と知った上は意味はあまり変わらない
承知の上と知った上は意味としてはあまり変わらない状況となっています。
これらの表現は同じ場面において使っていくことができるでしょうし、そこは大きなポイントであると評価できるでしょう。
こういう言い方は無意識のうちに使っているケースが結構多くあるでしょう。
だから、多くの人たちが使用した経験があると思われるのです。