総理府は「内閣総理大臣が分担管理している事務、それぞれの行政機関の総合調整における事務にかかわる行政機関のこと」。
聞いたことがある人はいるものの、意味まで知っている人は少ないです。
首相官邸は「内閣総理大臣や内閣官房長官が執務を行うために存在している施設のこと」。
総理府の意味にやや似ているかもしれません。
「総理府」の意味
総理府とは、内閣総理大臣が分担管理している事務、それぞれの行政機関の総合調整における事務にかかわる行政機関のことです。
内閣総理大臣にかかわる事務などに関する行政機関を意味する言葉ですが、こういった言葉を見聞きする機会はそんなに多くないでしょう。
日常的にはほとんど聞かれない言葉になると言えるのではないかと思われます。
「首相官邸」の意味
首相官邸とは、内閣総理大臣や内閣官房長官が執務を行うために存在している施設のことです。
こちらは内閣官房長官も関係する部分がありますが、総理府の意味に似ていると感じられる部分はあるかもしれません。
でも、こちらの方が知名度は高いです。
多くの人たちが聞いたことがある表現になるのではないかと思われる状況でしょう。
「総理府」と「首相官邸」の用法や用例
「総理府については、内閣総理大臣や何らかの行政機関に関係する事務における行政機関という言い方ができる。
あまり馴染みを感じられない言い方になるとは思うけど。」
「首相官邸という言い方は、たびたび見聞きするのではないか。
ニュースなどにおいて、この表現が使われている面もあるし、知名度的にはそれなりに高い気がするんだよ。」
総理府と首相官邸は意味で区別が可能
総理府と首相官邸は表記としてはそこそこ似ていると言えるのではないかと思われますが、意味は全く同じではないので、そこは覚えておいてほしいです。
両者は一応区別できる部分があるでしょう。
ただ、日常的にはともにあまり見聞きしません。
首相官邸の方が多少知名度は高いと思われますが、有名とは言い難い状況になります。