共属は「ともにある集団などに属している状況のこと」。
誰かと自分が同じ集団にいるようなときに使っていく言葉になります。
ちょっとマイナーな言い方です。
帰属は「ある組織などに所属しており、従っていること」。
共属の意味に近い部分はあります。
でも、こちらの方が知名度は高く、多くの人たちが知っている状況と言えます。
「共属」の意味
共属とは、ともにある集団などに属している状況のことです。
誰かと自分が同じ集団に属していると言えるケースで使いますから、割と使えるシーンは多くあるでしょう。
複数人がいるような組織であれば、こういう言い方は使いやすいです。
しかし、実際はそんなにメジャーな言い方ではないので、使用するケースはあまり多くないです。
「帰属」の意味
帰属とは、ある組織などに所属しており、従っていることです。
帰属の状況にある人は、世の中ではかなり多くなっているといえます。
そんなに珍しい状況ではないです。
実際、こういう言い方はそこそこ使われている面があるでしょう。
だから、知っている人は結構多くいるのではないかと思われます。
知名度は高い言い方になります。
「共属」と「帰属」の用法や用例
「私は小学校時代の同級生と同じ会社で働いている。
かつての友人と共属している状況になるとは、当時は全く思っていない状況であったと言えるわけだ。」
「同じ会社でずっと働いていると、自然と帰属意識のような部分が出てくる。
自分はその会社に所属しているという意識になりやすいし、そこは常に頭の中にあると言えるわけだ。」
共属と帰属は意味は似ていると言える
共属と帰属は表現としては似ていますし、意味も似ていると言えます。
だから、そのような点では区別はしづらいと言えるはずです。
しかし、知名度に関して言えば、帰属の方が高くなっています。
共属という言い方は知っている人は少数派になるでしょう。
帰属と比べたときには、かなり少ないと思われますし、そこは重要なポイントです。