雪は「寒い時に降る氷の結晶のこと」。
「氷の結晶」と言い換えると分かりやすい。
雪虫は「トドノネオオワタムシのこと」。
「虫」と言い換えると分かりやすい。
「雪」は冬になると主に北国や雪国で振るものです。
地上に降り積り大雪になることがあります。
「雪虫」は主に北海道で見られるトドノネオオワタムシなどのことで雪の時期の前に大発生し、あたかも「雪」が降っている様子に酷似しています。
「雪」は氷の粒の結晶
「雪」は雲の中で出来る氷の粒が冷やされて結晶となり、融けずに地表に降り積もるもののことです。
日本では冬になると大陸から寒気が流入しますが、地上で「雪」になる目安は上空5500mの気温がマイナス30度以下、1500mの気温がマイナス6度、地表付近の温度が2度以下と言うものになります。
特に5500m でマイナス36度以下になると大雪の可能性があります。
「雪虫」は虫
「雪虫」は「雪」とは関係ない虫のことです。
ムシの正体はアブラムシの一種でトドノネオオワタムシなどと言うことです。
白い綿のようなものはロウで虫の分泌物です。
北海道では「雪」の季節の直前に大量発生を起こし、雪が降っている様子に酷似するため「雪虫」と呼ばれています。
「雪虫」が舞うと「雪」の季節も間近いと言われています。
「雪虫」の大量発生とは
「雪虫」が札幌市や旭川市などで大量に発生しました。
例年のことですが、夏が熱く長引くと大発生になるとのことです。
これは繁殖時期が長くなることと関係があるようです。
あまりの多さに一面白くなるほどで、被害はないと言うことですがマスクはした方が良いと言うことです。
関東や東京にもいますが、北海道のような大量発生はありません。
「雪」と「雪虫」とは
「雪」は気象現象のことで、上空の寒気により降雪します。
寒気による「雪」の目安は上空5500mや1500mの気温で判断されます。
大雪は5500mでマイナス36度以下とされています。
「雪虫」は北海道などで雪の季節の直前に大量発生するアブラムシの一種のことです。
白い綿のようなものを付けているため、あたかも「雪」が降っている情景に見えることから名付けられています。