復活は「死んだ者が生き返ること、元通りになること」。
「元通り」と言い換えると分かりやすい。
再生は「死にかけた者が生き返ること、再び使用可能となること」。
「再使用可能」と言い換えると分かりやすい。
「キリストの復活」「復活祭」「復活の兆し」、「再生可能エネルギー」「再生医療」「再生繊維」「再生産」「再生品」などの言葉があります。
「復活」は元通りになること
「復活」は「死んだ者が再び生き返ること」ですが、現実的ではありません。
「一度身を引いた人が復帰すること」と言う意味で良く使われます。
「キリストの復活」はキリストが蘇ったとされるものですが、宗教的意味の話と言えます。
現実的には、「一度、引退した人が現役に戻ること、元に戻ること」を復活または復帰と言います。
「再生」は「再び、または何回も利用できること」
「再生」は「再び、または何回も利用できること」です。
つまり、「廃品のリサイクル、リユース」のようなものと言えます。
また、「再生医療」はES細胞やips細胞、体性幹細胞などを培養して必要な臓器を作る先端技術のことです。
「再生繊維」はセルロースを使った化学繊維のことを言い、「再生可能エネルギー」は太陽光、風力、地熱などを使ったエネルギーのことを言います。
「復活」と「再生」は「再び生きること」
「復活」と「再生」は「再び生きること」と言う意味合いで同じですが、派生した意味は異なるものです。
「復活」は、一度は死んだもの、廃棄されたもの、引退した人などが再び日の目を浴びることです。
「再生」は、「再生医療、再生可能エネルギー」などのように元通りになること、何回も使えることと言う意味がある事柄に使われます。
「復活」と「再生」と
「復活」は「復(また)活きる」と書き、「蘇ること、現役復帰すること」などの芋似なります。
「キリストの復活、復活祭、復活劇」などの言葉があります。
「再生」は「再び生きる」と書き、「息を吹き返すこと、一度見捨てられたものが生き返ること、有限でない資源をエネルギーとして使うこと、自分の細胞から失われた自分の臓器を作ること」などの意味で使います。
