重・ジュウは「重の呉音のこと」。

「重量」と言い換えると分かりやすい。

重・チョウは「重の漢音のこと」。

「貴重」と言い換えると分かりやすい。

「重」は呉音の「ジュウ」が多くの言葉に使われています。

漢音の「チョウ」は比較的少ないかも知れません。

呉音から漢音と言う流れは、この漢字には当てはまらないかも知れません。

「重・ジュウ」は呉音のこと

「重・ジュウ」は呉音の発音です。

「重量、重心、重力、体重、荷重」など日常使用している言葉に多く見られます。

また、「重体、重症、重病」とも使い、「厳重、重厚」とも使います。

重ねる意味で「重任、重婚、重合、重箱」などがあります。

その他「重視、重要、重点、比重、重税、重視、重大、重鎮、重圧、過重、加重」もあります。

「重・チョウ」は漢音の発音のこと

「重・チョウ」は漢音です。

「貴重品(キチョウヒン)、重複(チョウフク)登録、鼎の軽重(ケイチョウ)を問う、慎重(シンチョウ)姿勢、丁重(テイチョウ)に扱う、珍重(チンチョウ)される、意見を尊重(ソンチョウ)、重陽(チョウヨウ)の節句、人材の重用(チョウヨウ)、重宝(チョウホウ)、重畳(チョウジョウ)」などの使い方があります。

「重」の訓読み、特殊読み

「重」の訓読みは「え、おもい、かさねる」です。

用例は「七重八重(ななえやえ)花は咲けども・・・」「八重咲の花」「一重まぶた」「漬物の重石(おもし)」「重荷(おもに)に感じる」「競馬場は雨のため重馬場(おもばば)になる」「弓の弦を巻いた持ち手を重藤(しげとう)と言う」「激しい雨が吹付ける様子を重吹く(しぶく)と言う」などになります。

「重・ジュウ」と「重・チョウ」とは

「重・ジュウ」は呉音読みのことです。

「重量、重心、重力、体重、荷重」などや「重体、重症、重病」とも使い、「厳重、重厚」とも使います。

重ねる意味で「重任、七重八重、重婚、重合、重箱」などがあります。

その他「重視、重要、重点、比重、重税、重視、重大、重鎮、重圧、過重、加重」などがあります。

「重・チョウ」は漢音読みのことで「貴重、重複、軽重、慎重、丁重、珍重、尊重」などがあります。

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