挙証は「証拠を挙げること」。
そのままの意味と言えるでしょう。
使うことができるケースはあるものの、知名度的にはかなり低いので、そこは知っておかないといけません。
証明は「ある事柄が事実であることを明らかにすること」。
いろいろな手法がとられることになります。
挙証の意味に近いですが、こちらの方がメジャーな言い方です。
「挙証」の意味
挙証とは、証拠を挙げることです。
証拠を挙げると言えるシーンで使用する言葉になりますが、証拠を挙げる機会は実際にあると言えるものの、この言い方をする機会はかなり少ないのではないかと思われます。
知名度は高くないですし、多くの人たちは聞いたことがない表現になるのではないかと思われる状況です。
ここは知っておきましょう。
「証明」の意味
証明とは、ある事柄が事実であることを明らかにすることです。
事実を明らかにするという意味なので、証拠を挙げるというケースでも使っていくことができるでしょう。
したがって、挙証と同じようなシーンにおいて使うことができる可能性があるので、そこは理解しておいてほしいです。
でも、知名度は証明の方が高いと評価できるでしょう。
「挙証」と「証明」の用法や用例
「挙証ができれば、特定の事実を明らかにすることができるが、それができないケースではその事実は明らかにならない。
証拠というのはそれだけ大切なものになる。」
「証明をするというのは、ときにはかなり難しく感じられることもある。
何らかの証拠があればいいが、それがないときには難易度は一気に上がってしまう状況となるんだ。」
挙証と証明は意味はそこそこ似ている
挙証と証明は意味はそこそこ近いです。
それぞれ証拠を挙げる、事実を明らかにするという意味なので、言っていることの違いはそんなにないでしょう。
しかし、知名度の点においては、両者は違いがあります。
証明は多くが知っている有名な言い方になるものの、挙証は多くは知らないマイナーな言い方になるので、そういう部分で区別ができます。
