容認は「それで問題ないと認めること」。
特定の行為や状況において、問題ないと認めるという意思表示をするときに使います。
それなりにメジャーな表現と言えるでしょう。
認容は「問題ないとして認めること」。
容認の意味にかなり近いです。
使用する場面も似ていますし、全体的に違いはあまりないです。
ただ、使用頻度は容認の方が高いでしょう。
「容認」の意味
容認とは、それで問題ないと認めることです。
特定の行為や状況に対して使用する言葉であり、たいていは何らかの問題点を含んでいると思われるような行為や状況に対して、問題ないという意思表示をする意味で使っていきます。
容認という言葉は知名度は相当高く、多くが知っている言い方になりますし、馴染みはそれなりに感じられるでしょう。
「認容」の意味
認容とは、問題ないとして認めることです。
意味は容認とほぼ同じであり、そういった部分において区別をすることは厳しいでしょう。
ただ、容認と比べると、使用頻度はやや低いと言える可能性があります。
認容も見聞きするチャンスはあると言えますけど、容認と比べると、ちょっと少ないと言えると思われるので、覚えておきましょう。
「容認」と「認容」の用法や用例
「望ましくない行為や状況であっても、多くの人がやっていると思われる場合には、社会的には容認の雰囲気になりやすい。
そういうケースは山ほどあると思われるんだ。」
「特定の行為に関して、問題があるとして止める人もいるが、問題ないとして認容する人もいる。
そういった部分は各自の判断の違いと言えると思うんだよな。」
容認と認容は意味はほぼ同じ
容認と認容は表記は似ていますが、意味もほぼ同じと言えます。
だから、このような点で区別をすることは厳しいと言えますし、きちんと覚えておきましょう。
ただ、一般的には容認の方が使われやすいと思われます。
認容に関しては、見聞きする場面はあるものの、そんなに多くないので、馴染みは感じづらい面があると言えるでしょう。