遺物は「前の時代から残されたもののこと、故人が残したもののこと」。
どちらの意味でも使うことがありますから、両方とも覚えておいた方がいいと思われます。
遺品は「故人が残したもののこと」。
または故人にゆかりのあるものという意味でも使うことができます。
かなりメジャーな言い方になりますし、遺物の意味にやや似ています。
「遺物」の意味
遺物とは、前の時代から残されたもののこと、故人が残したもののことです。
以前の世の中にあったものが今も残っているというケースで使えますが、それとは別に故人が残したものという意味でも使うことができます。
そこそこメジャーな言い方になるので、こういう言い方を知っている人はそこそこいるのではないかと思われます。
「遺品」の意味
遺品とは、故人が残したもののことです。
遺物の意味に似ているので、同じようなシーンで使っていくことができます。
表記も似ている状況ですけど、意味もそれなりに近いと言えるでしょう。
そのような部分で区別をしていくことは厳しいと言えます。
でも、遺物と比べたときには、遺品の方が使われやすい言い方になると思われます。
「遺物」と「遺品」の用法や用例
「以前の時代の遺物は多く残っていると言える。
ただ、今の時代においてもきちんと役に立っているものもあるし、肯定的に見ることができるケースもあるだろう。」
「遺品に関しては、それなりに多く存在していると整理をするのが大変であると言えるだろう。
ただ、すべてを残しておくことは厳しいだろうから、そこは重要なポイントだ。」
遺物と遺品は意味は似ている
遺物と遺品については表記は結構似ていますけど、意味についても似ていると言える部分はあります。
同じような意味があるため、同様のシーンで使いやすい言い方になるでしょう。
ただ、どちらかと言えば、遺品の方が知名度は高くなっています。
遺物という言い方は相対的にマイナーであると言えるので、そこは理解しておきましょう。