手ぬるいは「扱い方に関して優しいこと」。
優しいという意味はあるものの、批判の意味で使っていくことが多い言葉になるので、そこはきちんと頭に入れておきましょう。
手鈍いは「物事をこなすうえで、遅いと感じられること」。
手ぬるいの意味とはちょっと違います。
意味において、区別をすることができる可能性があると思われます。
「手ぬるい」の意味
手ぬるいとは、扱い方に関して優しいことです。
このような意味で使うことが多いですけど、物事がてきぱき行われていない場面でも使われることがあります。
基本的には扱い方などについて、批判をするようなシーンで使っていくことが多いでしょう。
したがって、そこはまず知っておく必要があります。
たまに見聞きする言い方です。
「手鈍い」の意味
手鈍いとは、物事をこなすうえで、遅いと感じられることです。
手ぬるいと意味は同じではないものの、似ている部分は一応あるでしょう。
ただ、知名度に関しては、それなりに大きな差があると言えます。
手ぬるいはそこそこ有名ではあるものの、手鈍いに関してはあまり聞かれない言い方です。
したがって、そこは知っておいた方がいいです。
「手ぬるい」と「手鈍い」の用法や用例
「あのやり方ではどうしても手ぬるいと言える。
あれでは部下が育っていかないと思うんだよ。
したがって、できるだけもっと厳しく接していかないといけないだろう。」
「今のままだと、ちょっと手鈍いと感じられるな。
したがって、できるだけスピードアップしたうえで、作業を進めてほしいと思うんだよ。
間に合わない可能性もあるから。」
手ぬるいと手鈍いは意味はやや異なっている
手ぬるいと手鈍いは意味は異なっている部分がありますから、そこで区別をしていくことができます。
しかし、同じような意味で使うことができる面もありますから、そこは覚えておきましょう。
基本的には手ぬるいの方が知名度は高いです。
手鈍いについては知らない人が多いと思われますから、そこに関しては違いを認識しやすいでしょう。