不食は「一切食べない状況のこと」。
不食の場合には、何らかの目的を持って食事をしないわけではなく、無意識のうちに食べない状況と言えるでしょう。
絶食は「食事をとらないこと」。
不食の意味に似ていますが、絶食の場合には何らかの理由や目的があって、そうなっているケースが多いでしょう。
だから、不食とは意味が異なっています。
「不食」の意味
不食とは、一切食べない状況のことです。
基本的には通常の食事をしない状況を指しており、何か目的があってそうなっているわけではない点はポイントです。
つまり、自然な生き方として何も食べないという状況になっているのです。
不食の状態にある人は滅多にいませんが、全くいないわけではないので、そこは知っておくといいです。
「絶食」の意味
絶食とは、食事をとらないことです。
意図して食事をとらないケースも含んでいますが、こちらは何らかの事情などが存在している場合に、そうなっているケースで使います。
つまり、目的が存在していると言えるので、ここは不食の意味と異なっている箇所になるのです。
不食と比べると、絶食の方が知名度は高いと評価できるはずです。
「不食」と「絶食」の用法や用例
「世の中には不食という状況の人がいる。
そういった人の場合には、通常の食事はほぼしない。
多くの人たちとは明らかに違った生き方をしていると評価できるんだ。」
「絶食の状況にあるときには、基本的には何も食べることができない。
だから、ずっとお腹が空いているわけだ。
これは経験すると、かなり辛い状況であると言える。」
不食と絶食は意味で区別ができる
不食と絶食は表記は似ているものの、意味は同じではありません。
不食は自然な生き方として、食事をとらない状況で使いますけど、絶食は何らかの理由や目的があって、食事をとらないケースで使うので、両者はそういった部分で区別ができます。
また、絶食はそこそこ有名ですけど、不食はあまり知られていない言葉になると言えます。