来室は「部屋に来ること」。
いろいろなシーンで使うことができますけど、例えば校長室や執務室などに入って来る状況で使うことがあると言えるでしょう。
来訪は「相手が訪れること」。
自分のいる場所に来てもらうといった意味で使うことが多い表現になります。
来室の意味に近いですが、こちらは家に来るといった意味で使います。
「来室」の意味
来室とは、部屋に来ることです。
誰かが部屋にやってくると言える場面で使う言葉になるものの、校長室や執務室などに来るケースが多いと言えるかもしれません。
来室という言い方は見聞きする機会は一応あるものの、そんなに多くの場面で使われる言葉ではありません。
だから、どうしても馴染みは感じづらい面があると評価できます。
「来訪」の意味
来訪とは、相手が訪れることです。
自分のところにやってくるというケースで使う言葉になります。
来訪者という言い方をする場合もあるので、そこは覚えておいてほしいです。
来室の意味に似ていますけど、来訪は家などにやってくるときに使うことが多く、部屋の中に来るという状況ではないので、そこは覚えておいた方がいいでしょう。
「来室」と「来訪」の用法や用例
「校長室に来室するシーンというのはあまり多くない。
また、入って来る人もそれなりに限定されているという言い方ができるだろう。
特別な場所と言えるはずだ。」
「今日は大切なお客様が来訪する予定だ。
したがって、かなり丁寧な対応を心がけていかないといけないわけだ。
そこはきちんと頭に入れておかないといけないだろう。」
来室と来訪は意味はそれなりに似ている
来室と来訪は意味はそこそこ似ている状況と言えるでしょう。
全く同じ意味ではありませんけど、似ていると言える部分は大いにあるはずです。
こういう言い方はそこまで頻繁には使われませんが、来訪はたまに見聞きすると評価できます。
来室に関してはあまり使われていない言い方である可能性があるので、相対的に馴染みを感じづらいです。