乱費は「無駄遣いをすること」。
きちんと考えたうえでお金を使っているわけではなく、むやみやたらと使っている場面で使用する言葉になると言えるでしょう。
浪費は「金銭などを無駄に使うこと」。
基本的には金銭に対して使用する言葉になりますけど、金銭以外に対しても使うことができます。
そこは知っておいた方がいいです。
「乱費」の意味
乱費とは、無駄遣いをすることです。
お金を使うにあたって、計画性がないなどの意味で使う言葉になります。
きちんと計画を立てたうえでお金を使っているとは言えない場面で使用する表現になりますが、乱費という表現はそんなにメジャーではありません。
したがって、どうしてもこういう表現を見聞きするシーンは少ないと言えます。
「浪費」の意味
浪費とは、金銭などを無駄に使うことです。
意味としては乱費とあまり変わらない状況なので、そういう部分で区別をすることは難しいと評価できるでしょう。
ただ、浪費はお金以外に対しても使用する場合があり、例えば時間を浪費するなどの言い方をすることもあるので、こういったところは頭に入れておいた方がいいと言えます。
「乱費」と「浪費」の用法や用例
「乱費というのはできるだけ避けたい状況だ。
そういうお金の使い方をすると、本当に必要なものを買うためのお金がなくなる可能性も考えられるから。」
「浪費というのは、多くの人間が無意識のうちにやってしまうものであり、どうしても完全に避けられるものではないだろう。
誰もが少なからず経験していると思われるんだ。」
乱費と浪費は同じような意味を持っている
乱費と浪費については意味はそこまで変わりません。
ともにお金を無駄遣いするという意味で使うことが多いので、意味においてはそれなりに共通していると評価できます。
ただ、基本的には浪費の方がメジャーであり、乱費という言い方はあまり使われないでしょう。
したがって、そういう箇所においては区別はしやすいと言えます。