連帯は「複数人がともに物事を行うこと、複数人がともに責任を負うこと」。
後者の意味で使われるケースは限られます。
たいていは前者の意味であると言えるでしょう。
紐帯は「つながりのこと、両者を結びつけることができる大切なもののこと」。
こういった意味であるため、連帯とはちょっと意味が異なっていると言えるでしょう。
「連帯」の意味
連帯とは、複数人がともに物事を行うこと、複数人がともに責任を負うことです。
どちらかと言えば、前者の意味で使用されるケースの方が多いでしょう。
連帯して何かを行うというケースが実際にあるはずで、そういったときに使います。
誰かと協力しながら物事に当たっていくようなシーンで使用できるので、覚えておいた方がいいです。
「紐帯」の意味
紐帯とは、つながりのこと、両者を結びつけることができる大切なもののことです。
連帯とは意味がちょっと違います。
ただ、こちらも複数人に関係する状況を示しているので、その点では共通していると評価できるでしょう。
でも、連帯と比べるとあまりメジャーな表現ではありません。
そのため、使用頻度はそこまで高くないと言えます。
「連帯」と「紐帯」の用法や用例
「これに関しては連帯して行った方がいいと思う。
やはり1人でやるよりは、2人で一緒に取り組んだ方が明らかに効率的だと思うんだよな。」
「人間同士には紐帯が存在している場合がある。
そういったつながりと言えるようなものは目には見えづらいとしても、きちんと存在していると言えるケースはそれなりにあると思うんだ。」
連帯と紐帯は意味が多少異なる
連帯と紐帯は表現はやや似ていますが、意味は少なからず違いがあると言えるでしょう。
全く違うわけではないものの、区別はできる状況であると思われます。
また、両者は使用頻度の面においても違いがあると言え、基本的には連帯の方が使われやすいので、そこに関しては知っておくといいです。
紐帯はあまり使われない言葉になります。