幕引きは「芝居において幕を引くこと、物事を終わらせようとすること」。
前者の意味ではあまり使われませんが、後者の意味はそれなりに有名であると言えるでしょう。
終止符は「文章や曲の終わりで使う符号のこと、物事の終わりのこと」。
後者の意味については幕引きとほぼ同じ意味であると評価できるでしょう。
したがって、そこは知っておくべきです。
「幕引き」の意味
幕引きとは、芝居において幕を引くこと、物事を終わらせようとすることです。
前者の意味で使用するケースはあまり多くないです。
たいていは後者の意味になるのではないかと思われます。
何らかの物事をようやく終わらせると言えるケースで使うことが多いですが、それなりに使用シーンは多いのではないかと評価できるはずです。
「終止符」の意味
終止符とは、文章や曲の終わりで使う符号のこと、物事の終わりのことです。
前者の意味はそんなに有名ではないでしょう。
したがって、たいていは後者の意味で使われると言えるはずです。
終止符を打つという言い方が有名で、何かが終わるとき、終わらせるときに使用していくのです。
終止符はそこそこ有名な言い方になるでしょう。
「幕引き」と「終止符」の用法や用例
「何とも微妙な幕引きだったな。
敵を倒した後、どんな感じで終わるかなと思っていたが、あまり印象には残らないような状況だったと言えるだろう。」
「今日で私はこの仕事に終止符を打つ。
今まで長きにわたってやってきたが、いよいよその終わりがきたわけだ。
今まで本当によく続けてこれたと思うし、自分を褒めてやりたい気分だよ。」
幕引きと終止符は同じような意味で使える
幕引きと終止符に関しては意味はそんなに変わりません。
どちらも物事の終わりと言える場面で使われる表現になります。
したがって、使っていく場面はそれなりに似ていると言えるはずです。
両者は知名度も同じくらいではないかと思われるので、そういった部分においても違いは見出しづらいです。
全体的に区別しづらい言葉と評価できます。