溶けるは「固体であるものが液体になっていくこと、融解すること」。
溶けるに関しては、日常的に見る光景になります。
凍っているものが溶けるといった状況は普通にありますから。
とろけるは「固体がどろどろな状態になること、心が和むこと」。
前者の意味は溶けるにかなり似ていますけど、後者の意味はとろける独自の意味と評価できるでしょう。
「溶ける」の意味
溶けるとは、固体であるものが液体になっていくこと、融解することです。
基本的には固まっていたものがどんどん液体になっていく過程で使われる表現です。
例えば、氷が水になっていくような状況は顕著と言えますが、同じようなシーンは他にも多くあるので、日常的に何度も使用できる言葉になるのではないかと思われるのです。
「とろける」の意味
とろけるとは、固体がどろどろな状態になること、心が和むことです。
このような意味なので、前者については溶けるとほぼ同じと言えます。
ただ、心が和むに関してはとろけるに特徴的な意味と評価できるでしょう。
とろけるに関しては、複数の意味があるので、そこは知っておく必要があるでしょう。
それだけいろいろな機会で使用できると評価できるのです。
「溶ける」と「とろける」の用法や用例
「こういった暑い日には飲み物に氷を入れたくなる。
ただ、これだけ気温が高いと、氷はすぐ溶けるんだよな。
だから、早く飲まないとどんどん味が薄くなっていくんだ。」
「チョコレートは固まったままの状態で食べても美味しいが、とろけた後でどろどろな状態になって食べても美味しいと思う。
いろいろな状態で美味しさを味わえる食べ物なんだよ。」
溶けるととろけるはほぼ同じ意味の言葉
溶けるととろけるに関しては意味の違いはあまりありません。
どちらも固体が液体に近い状態になる、どろどろになっていくという意味で使っていくのです。
ただ、とろけるについては心が和むという意味も存在していますから、そこは知っておく必要があるでしょう。
区別できる部分はとりあえずあると評価できるのではないかと思われます。