野営は「野外で泊まること」。
つまり、特定の家の中などではなく、外でテントなどを張って夜を過ごす状況を指しています。
キャンプという言い方もできるでしょう。
夜営は「軍隊が夜において陣営を設けること」。
状況としては野外であるケースもありえるため、野営にも似ています。
ただ、こちらは軍隊である必要があるため、そこは重要なポイントです。
「野営」の意味
野営とは、野外で泊まることです。
家の中などではなく、外で宿泊をする状況となります。
だから、キャンプをするような状況に似ているでしょう。
野営という表現を使う機会はそんなに多くありません。
実際に野営と言える状況があったとしても、キャンプとか、野宿といった表現を使う機会の方が多いと思われるので、そこは知っておきましょう。
「夜営」の意味
夜営とは、軍隊が夜において陣営を設けることです。
夜になってから軍隊が陣営を設けるということで、そういった場所で泊まるようなケースも含まれているはずですし、場所は野外であることも十分に考えられます。
したがって、野営に意味はそれなりに似ていると言えます。
でも、軍隊に対して使うので、夜営という表現には多くの人たちは馴染みは感じづらいでしょう。
「野営」と「夜営」の用法や用例
「野営をするという経験はあまりないが、実際にやってみると結構新鮮なものだよ。
普段はこういった場所で夜を過ごすことはまずないと言えるだろうからね。」
「軍隊で働いている人たちは、夜営をすることがそれなりにある可能性が考えられる。
一般人とは異なる生活をしないといけないこともあるわけで、そこは大変と言えるだろう。」
野営と夜営はちょっと意味が違う
野営と夜営については意味は似ているものの、完全に同じではありません。
野営は野外で宿泊をするという意味で使いますが、夜営については軍隊が夜になってから陣営を設けるという意味で使っていくのです。
したがって、これらの言葉は意味において区別できる点が存在しています。
夜営に関しては日常的にはほとんど使用しないと言えるでしょう。
