良俗は「いい風俗、習慣のこと」。
風俗や習慣に関して、いい意味で評価するときに使われる言葉であると言えます。
あまり有名な言葉ではありません。
美俗は「望ましい風俗や習慣のこと」。
こちらも特定の風俗や習慣に肯定的な評価をするときに使うので、良俗と同じような意味になります。
使用頻度は大して変わらない可能性が高いです。
「良俗」の意味
良俗とは、いい風俗、習慣のことです。
世の中の風俗や習慣を評価するときに使用する言葉ですが、基本的には肯定的な評価ができるときに使用されます。
でも、風俗や習慣を評価する機会がそもそも多くないので、こういう言葉を使う機会もやはり多くないと言えます。
だから、そこまで馴染みを感じられる表現ではないと思われるのです。
「美俗」の意味
美俗とは、望ましい風俗や習慣のことです。
意味としては良俗とほぼ変わらないと評価できるでしょう。
したがって、意味として区別できる部分はほぼないと言えます。
良俗に関してもたまに使われますが、美俗もたまに見聞きするので、使用頻度という部分でも差はないでしょう。
したがって、かなり区別しづらい言葉になると言えます。
「良俗」と「美俗」の用法や用例
「この時代は日本全体として良俗な感じだったんだが、その後雰囲気は大きく変わってしまった。
個人的にはその後の時代の日本の社会に関しては、あまり好きではない。」
「美俗が広まれば、それだけ世の中の多くの人たちが快適に過ごせる気がする。
ただ、実際は望ましくない風俗などが蔓延することも多々あると言えるんだよね。」
良俗と美俗はほぼ同じ意味
良俗と美俗に関しては、意味はそんなに変わりません。
両方とも望ましい風俗や習慣という意味で使われる表現になるでしょう。
したがって、これらの言葉は意味において区別することはかなり厳しいと言えるのです。
使用頻度においてもあまり差はありませんから、良俗と美俗に関しては違いを見出すことが難しいと評価できると思われます。