コデマリは「バラ科で手毬のように白く小さな花が咲く植物のこと」。
「小手毬」と言い換えると分かりやすい。
ユキヤナギは「バラ科で枝全体に白く小さな花がつく植物のこと」。
「雪柳」と言い換えると分かりやすい。
どちらもバラ科シモツケ属になりますから、遠目で全体が白い印象は大変に似ています。
ただ、花の付き方に違いがあります。
「コデマリ」は手毬のような花付き
「コデマリ」は「小さい手毬」と言うように、小さく白い花が手毬の様につきます。
桜が終わる4月から5月にかけて咲き、枝から伸びた小枝の先には20個程の花を付けます。
全体を見るといくつもの白い手毬の様な花の塊が葉の中に点在しているように見えます。
葉は細長い形のもので全体に細かい切れ込みがあります。
公園や民家の生垣に見られるものです。
「ユキヤナギ」は花の付き方が枝全体
「ユキヤナギ」は「雪柳」と書き、全体が白っぽく見えます。
花は各枝に沿うようにびっしりと付くのが特徴です。
花で枝は見えなくなります。
柳の枝のように長く伸びた枝には5~6個単位の小花が咲くのです。
開花は3~4月にかけて満開になりますから「コデマリ」より早く咲くことになります。
やはり、公園や生垣に良く見られるものになります。
「コデマリ」と「ユマヤナギ」は印象が似ている植物
「コデマリ」と「ユキヤナギ」はどちらも小さくて白い花を沢山付けること、バラ科シモツケ属と同じ仲間であること、公園や生垣などによく見られることなどから、受ける印象が似たものになります。
一本だけでなく何本も群生していると壮観です。
花の開花時期は「ユキヤナギ」が早く、後を追うように「コデマリ」が咲きます。
「コデマリ」と「ユキノシタ」とは
「コデマリ」はバラ科シモツケ属の低落葉木です。
4~5月に開花時期を迎えます。
枝先に20個ほどの小さくて白い花を手毬の様な形にして咲きます。
全体は白く見え、公園や庭木として親しまれています。
「ユキヤナギ」も「コデマリ」と同じ仲間ですが、花の付き方に違いがあります。
柳の様に伸びた枝に葉びっしりと小さくて白い花が咲きます。