思い詰めるは「特定のことだけを思って、悩んでいる状況のこと」。
自分にとって気がかりな出来事などがあった際に、それだけのことを考えてしまうケースで使います。
思い煩うは「特定のことに関して考えるあまり、苦しさを感じる状況のこと」。
無意識に何らかの物事を考えてしまうケースで使います。
考えれば考えるほど苦しさがわいてくるのです。
「思い詰める」の意味
思い詰めるとは、特定のことだけを思って、悩んでいる状況のことです。
特定のことを考えると、どうも苦しい感覚が芽生えてくる、そういったケースで使っていく言葉であると言えるでしょう。
思い詰める状況はたまにあると言えますし、誰もが少なからず経験するものと評価できるはずです。
長い人生の中で、思い詰める状況が一切ない方が不自然とも言えます。
「思い煩う」の意味
思い煩うとは、特定のことに関して考えるあまり、苦しさを感じる状況のことです。
状況としては思い詰めるとあまり変わりません。
言い換えと言えるような状況になります。
思い詰めるという言い方もそこそこ有名ですが、思い煩うに関しても割と有名と言えるので、これに関しては覚えておいた方がいいです。
でも、どちらを使っても構わないと言えます。
「思い詰める」と「思い煩う」の用法や用例
「そんなに思い詰めることはないだろう。
人間は誰だってミスをするから。
今回のことに関しては、反省して次に生かしてくれればいいと思うんだよ。」
「別れた彼女のことを思うと、どうも頭から離れなくなる。
最近はずっとこのことばかり考えている気がするんだよな。
思い煩うことがあると、人生は非常に辛く感じられてくるよ。」
思い詰めると思い煩うは特に意味は変わらない
思い詰めると思い煩うはともに何らかのことで悩み、苦しむ状況で使っていく言葉です。
したがって、意味はそれほど変わりません。
そこそこ深刻な悩みがあるとき、頭から消えないときに使っていくといいでしょう。
実際、そのような状況になっている人は世の中に多くいます。
こういう経験を一切しない人の方が珍しいと評価できるはずです。