今しがたは「ちょうど今、つい先ほどといった状況のこと」。
現在、またはほんの少しだけ過去のシーンを表すときに使われる言葉です。
かなり有名な表現になってきます。
さっきは「時間的にほんの少しだけ前の状況のこと」。
したがって、こちらも少しだけ過去であるシーンで使っていく言葉になります。
無意識のうちに誰もが使っている言葉です。
「今しがた」の意味
今しがたとは、ちょうど今、つい先ほどといった状況のことです。
まさに現在を示すときにも使われますけど、ほんの数秒前みたいな過去を表す際にも使用されることがあります。
したがって、こういった部分をまず覚えておく必要があるでしょう。
今しがたという表現は割と有名であり、多くの人たちが無意識のうちに使用している可能性が高い言葉です。
「さっき」の意味
さっきとは、時間的にほんの少しだけ前の状況のことです。
だから、今しがたと同じような意味を持っていると言えます。
しかし、さっきの場合にはまさに現在という意味では使えず、確実に過去を表す言葉になるのです。
そこは大きなポイントと言えるため、頭に入れておいた方がいいでしょう。
さっきの方がよく使う言葉になるかもしれません。
「今しがた」と「さっき」の用法や用例
「あなたが探している人は今しがたここを通ったよ。
まだそんなに時間は経っていないから、すぐに見つかるんじゃないかな。
ほんの少し前のことだからね。」
「さっき雨が降ってきたのだが、気が付けばもう止んでいた。
完全に通り雨だったのかもしれないね。
どっちにしろ早く止んでくれてよかったよ。
傘を持っていなかったから。」
今しがたとさっきはほぼ同じ意味
今しがたとさっきはどちらも現在と言えるような状況において使っていきます。
厳密に言えば、過去に当たる部分もありますが、ほぼ現在と違いがないような過去を示すときに使用する言葉なのです。
これらの言葉は明確な定義はなく、主観的な使い方になってしまいます。
そのため、違いと言える部分を見出すのも難しいと言えるわけです。
