あすなろは「ヒノキ科の常緑樹こと。」
「小ヒノキ」と言い換えると分かりやすい。
あしたばは「セリの仲間で生命力がある草のこと」。
「セリ」と言い換えると分かりやすい。
「あすなろ」の「あす」は「明日」のこと、「あしたば」の「あした」は「明日」のことで同じ「明日」が使われた植物になりますが、「あすなろ」は木で「あしたば」は草なのです。
「あすなろ」はヒノキの仲間
「あすなろ」は大木になるヒノキと同じ科の常緑針葉樹です。
「あすなろ」自体も高木になりますが。
ヒノキに比較されると小ぶりに成るため、「あすにはヒノキの様に大木になろう」と言う意味で「あすにはなろう」が「あすなろ」と言われたということです。
ですから、「明日・未来」を連想させる木とされ、青少年関連に良く使われる言葉になります。
「あしたば」はセリの一種
「あしたば」はセリ科の植物です。
明治時代の植物学者・伊藤圭介へ献呈された名前になります。
「明日草」「明日穂」「八丈草」などとも呼ばれます。
薬用、食用にされ、日本古来の植物になります。
生命力や繁殖力に強く「今日摘んでも、明日には芽が出る」と言う意味から命名されました。
茎を切るとそこから新芽が出て来るのです。
「あすなろ」も「あしたば」も「明日」を意識した命名
「あすなろ」は「明日には大きくなろう」から付けられていますから、「明日・未来」を意識しています。
「あしたば」も「今日摘んでも明日には芽が出る」と言われる生命力・繁殖力から「明日」を意識した名前なのです。
どちらも「明日」が付けられた共通点があります。
特に「あすなろ」は「未来に向かって力強く生きよう」と言う象徴として使われます。
「あすなろ」と「あしたば」とは
「あすなろ」はヒノキ科の常緑針葉樹のことです。
名前の由来は「あすにはヒノキの様に大きくなろう」から「あすなろ」となりました。
未来志向のシンボルとして使われています。
同じ「明日」が付く「あしたば」はセリの仲間で、生命力や繁殖力の象徴として「今日摘んでもあしたには芽が出る葉」から命名されたといわれます。
薬用、食用にされる日本古来の植物です。