夢想は「夢の中で何かを思うこと、夢のような当てのないことを思うこと」。
こういった意味の言葉であり、現実ではない、または現実的ではない夢という意味で使っていく言葉です。
空想は「現実ではないこと、現実では起こりえないことを頭の中で思い描くこと」。
思い描くという点は夢想に近いと言えますが、夢の中という部分は空想とは違います。
「夢想」の意味
夢想とは、夢の中で何かを思うこと、夢のような当てのないことを思うことです。
夢の中で何かを思うことについては、夢を見ている状況と言えます。
ただ、夢と言えるようなものを現実で考えているという意味でも使うことができ、後者に関しては夢想に特徴的な意味であると評価できるでしょう。
でも、一般的にはあまり使われない言葉と評価できるはずです。
「空想」の意味
空想とは、現実ではないこと、現実では起こりえないことを頭の中で思い描くことです。
現実ではないこと、現実では発生する可能性がかなり低いことを頭の中で考えるため、夢想に似た意味を持っています。
ただ、空想の方が基本的にメジャーであり、多くの人たちにとってはこちらの方が頻繁に使用する可能性が高いと思われます。
「夢想」と「空想」の用法や用例
「たまに夢想をしてしまうことがある。
現実と夢の区別がつかないというか、夢のようなことが現実でもあるんじゃないかと考えてしまうんだ。
でも、そういった時間は結構楽しいんだけどね。」
「空想の世界においてはどんなことでも実現できる。
それがどんなに非現実的であっても、空想の中であれば自分の思った状況を描くことが常にできるんだ。」
夢想と空想は同じうような意味を持っている
夢想と空想はどちらも現実ではないこと、夢のようなことを思い描く、考えるという意味で使える言葉です。
だから、意味に関しては結構似ている状況であると言えるでしょう。
でも、夢想という言葉は普段はほとんど見聞きしないはずです。
逆に空想はそれなりに見聞きする機会があるはずで、そういった面で両者は違いがあるのです。