やわは「ひ弱なこと、柔らかいこと」。
「軟弱」と言い換えると分かりやすい。
ひよわは「病弱なこと、弱いこと」。
「病弱」と言い換えると分かりやすい。
「やわ」はすぐにへたばることや気弱な性格なこと、ガッツが感じられないこと、ものが柔らかいことなどを言います。
「ひよわ」は体が弱いこと、病弱体質なこと、性格が弱いことなどを言います。
「やわ」は軟弱なこと
「やわ」は一口で言い表せば軟弱なこととなります。
「随分とやわな男だ」「そんなやわなことでどうする」「生まれつきやわな性格はなかなか治らないようだ」「私はそんなにやわではない」「寒げいこは厳しいのでやわなやつには向かないものだ」「やわと言われて反発するも、やはり続けることは出来なかった」「女性にやわな男子と言われてはおしまいだ」などと使います。
「ひよわ」は病弱なこと
「ひよわ」は体が弱いことで、例えばスポーツには向かない人のことです。
接頭語の「ひ」が付いていますが、「弱い」ことを強調した言葉です。
同じように男に比較して女の人を「か弱い」と表現することもあります。
「生まれつきひよわな子供」「ひよわな体質は大人になっても変わらない」「ひよわは弱弱しい様子のこと」などと使います。
「やわ」も「ひよわ」も「弱い」こと
「やわ」は性格や行動が弱い様子のことです。
「ひよわ」は体が弱い様子のことです。
「やわ」はもっぱら男性に対して使われる言葉になり、女性が男性を指して言うこともあります。
男性同士でも言うことがあり、弱みを見せると「やわだ」と言われてしまいます。
「ひよわ」は体が弱いことですから、子供や病人に対して使います。
「やわ」と「ひよわ」とは
「やわ」は「柔らかいこと」ですが、性格や言動についても使われます。
少しでも弱気なことを言えば「やわなこと」と突っ込まれてしまいます。
要するに「男らしくない」ということを批判して言う言葉なのです。
「ひよわ」は子供特に幼児に使い、また、病弱な人や高齢者などにも使います。
「強さ」が無い、感じられない様子と言うことです。