糧となるは「生きていくために必要な力となる、何らかの形で役に立つこと」。
特定のものがある人にとって重要な存在になるようなケースで使っていきます。
人間的な成長をするうえで助けとなるような存在を糧と呼ぶのです。
肥やしにするは「人が成長すること、人生を豊かにすること」。
特定のものを利用して、そういった状況を作るときに使われる言葉です。
「糧となる」の意味
糧となるとは、生きていくために必要な力となる、何らかの形で役に立つことです。
特定のものが誰かにとって役立ったり、生きるためのモチベーションになったりするシーンで使っていきます。
糧となるという表現はかなり有名で、知らない人はほぼいないでしょう。
自身で使った経験がある人は少ないかもしれませんが、知名度は非常に高いです。
「肥やしにする」の意味
肥やしにするとは、人が成長すること、人生を豊かにすることです。
何らかの成長が見られたとき、または人生が豊かになったと言えるときに、その原因となったものに対して使っていきます。
肥やしにするという表現は、糧となると比べるとそこまでメジャーではないでしょう。
しかし、こちらもたまに見聞きする可能性があるので、知っておいた方がいいと思われます。
「糧となる」と「肥やしにする」の用法や用例
「今回の大会で私は入賞することができた。
優勝はできなかったが、今回の結果は自信にもなったし、今後の人生において糧となる瞬間だったのではないかと思う。」
「ライバルの存在と言うのは大きい。
ライバルがいるからこそモチベーションが上がるのだから。
俺は彼らを肥やしにしながら、もっと実力をつけていきたいと思うんだ。」
糧となると肥やしにするは望ましい状況を実現するために必要な存在
糧となると肥やしにするに関しては、望ましい状況を実現するために必要な存在という意味になります。
各自が思い描いている未来のために、必要な存在という意味になるのです。
また、すでに望ましい状況を実現した際には、それに関係することとなった要素という意味で使うこともあるでしょう。
両者は似たような意味と評価できます。
