「確認」と「視認」の違い・意味と使い方・由来や例文

確認は「本当にそのようになっているのか確かめること」。

「確かめ」と言い換えると分かりやすい。

視認は「目で確認をすること」。

「指差確認」と言い換えると分かりやすい。

「確認」は目や耳、触感、嗅覚、質問などにより物事を確かめる行為のことです。

「確認」行為は間違いを防止するために行われる行為です。

怠れば、後で事故や行き違いが起きる可能性が出てしまいます。

「視認」は視覚を以って確認をする行為です。

「確認」は確かめること

「確認」は「確かに認めること」です。

「正しくなっているか・思った通りなのか・間違いは起きないか」など、状況や数値などの確かめ行動と言うことです。

野球の野村監督の名言に「確認、確認、又確認」があります。

それほど「確認」作業は必要なことで、少しのことでも、キチンと「確認」をすれば落ち着いた行動が取れるのです。

「視認」は「視て確認する」ことですから、念のため、「指差確認」の習慣をつけると良いとされます。

「~よし」と声を出して、確認対象を指差すより行われますから、「確認」の大半は「視認」により行われます。

「正常に動くのか」「変に動くことはないのか」「あるべきものがあるのか」「人数は揃っているのか」など「確認」をすることは無限と言ってよいほど世の中にはあります。

「確認」は「視認」が原則ですが、更に打音検査や試験稼働などもして正常に稼働するのかを調べることをします。

交通機関などは強い地震の直後に架線や線路の確認作業を必ずしてから、運転再開をします。

警備も見回りにより異常がないか確認をしています。

製造業などで行われる保守点検、メンテナンスは確認作業になります。

いずれも、後日のために記録を必ずすることになっています。

「確認」は状況に異常がないかを確かめる作業です。

原則「視認」によることが多く、プラス追加のことも行います。

「確認」は大きなことや細かいことでも必要になり、これを怠ることは場合により大事故にも繋がります。

時間の「確認」も大事で、例えば集合時間や開始時間、所要時間、終了予定時間などは知っておく必要があります。